空飛ぶ車いす
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輸送ボランティアを体験して―修学旅行で運びました
〜たった2台の車いすだけど、たくさんの人の気持ちを届けた気がした
徳島県立池田高等学校定時制 韓国修学旅行 2004年10月7日
村岡 麻衣子   

 韓国の修学旅行に行く前に教頭先生から『空飛ぶ車いす』の話をうけました。どういう内容かと言うと、もう使われなくなった車いすを工業高校の生徒がボランティアで修理し、海外で車いすを必要としている人に届けると言う内容です。


車いすを運びます 〜空港にて〜

  今回、私たちが修学旅行で韓国に行く時に、2台の車いすを運びました。仁川国際空港で、現地のボランティアの方と会って車いすを渡しました。私達がした事なんてほんの少しだけど、そこに至るまでにはたくさんの人の気持ちと、努力があったからだと思います。

 自分が車いすを運んで思ったのは、これから先もずっとこの『空飛ぶ車いす』が発展していって欲しいという事です。修学旅行で海外に行く高校もこれから増えていくと思います。ただ旅行に行くだけじゃなくて、こういう経験をすることで自分にとって学ぶこともありました。

  今回、自分がこの事業に携わったことで、車いすだけじゃなく、たくさんの人たちの思いや、その気持ちを届けた気がしました。だから、この先もこの活動が広がっていくと私は信じています。自分がまた海外に行くことがあれば、ぜひこの活動に参加したいと思います。国を超えて、人の気持ちと車いすを届けるから、『空飛ぶ車いす』という名前なのかなと自分なりにわかった気がしました。修学旅行を通してこういう機会を与えてくださった先生や、当事業の関係者方々に本当に感謝いたします。また、こういう事業に携われたことを幸せだと思っています。この経験をこれからの人生に活かして行きたいと思います。